1次審査通過作品

第62回 学生広告展

TP部門

ho02_tp「HI-CHEW'S CHALLENGE」
ho08_tp「ハイチュウですごろくチュウ」
ho04_tp「受験問題ハイチュウ」

総評

 まず分析について、クライアント資料に書かれていることをそのまま書いている
チームがいくつかありますが、それだと分析になっていない(自分用の確認でしかない)
ので、低評価とさせていただきました。
昨年もそうだったのですが、分析がしっかりできていないと、トータルプロモーションの設計は脆く、期待する成果を上げることはできません。
マーケティング部門では調査分析が肝です。
調査分析でこういう状況になっていることがわかったから、ここに課題があるよね、
この課題を解決するために今自分たちの持っている武器(価値)は何で、それをどう
やってターゲットに届けたらいいのか、その解決策はこういうコンセプトで、こんな
コミュニケーションでやる、みたいな流れを心得ておくとよいと思います。
 また、今年はコロナ縛りもあってか、企画の軸があまりバラけなかった印象です。
その中でオリジナリティのある観点で捉えた作品が必然的に高評価になっていったと思います。

 

WP部門

jj01_wp「#スタチュウ」
ni02_wp「新成人応援チュウ」
mg01_wp「ハイチュウで推しを救え」

総評

みなさんの企画書、大変面白く拝見しました。分析の部分では良い着眼点と感じる切り口がいくつも見られました。それをコンセプトに転換するときにもう一捻りあるともっとよかったと思います。あるいは、一度考えた案をターゲットユーザーに伝わるかな?という受け手目線で見直してみる、というステップでも良いかもしれません。
また、コピーのないものが多かったですが、広告においてコピーはとても重要な要素です。企画をワンメッセージでどう伝えるか、を考えるとまた新たなアイデアも湧いてくると思います。ぜひトライしてみてください。

 

GR部門

​ho03_gr「一口で変わる、授業中のわたし」
mg18_gr「リモートハイチュウ」
mg11_gr「推し活のお供にハイチュウはどう?」
jj04_gr「12粒の行方」
ni01_gr「楽しもう!」

総評

課題に対して、ハイチュウという商品を理解し
今の環境の影響など様々な要素を資料から読み込み、ターゲットのインサイトをうまく捉えていると思いました。
たくさんの作品を審査させていただきましたが
自分も一人の生活者として審査をしていて楽しかったです。
ありがとうございました。

 

CF部門

jj09_cf「ソーシャルディスタンチュウ」
jj12_cf「ぼくの特別」
ni09_cf「堪能しすぎ注意」
ni13_cf「森永ハイチュクール」
ni18_cf「バケツハイチュウ」

総評

 ずば抜けて優れた企画が出ているとは思えなかったです。
企画で出て来たものをそのまままとめて精査せずに書いて出したような
印象を受けました。もっとたくさん考えてその中からいいと思うものを時間をかけて丁寧に企画コンテにして欲しかったです。
 そしてみなさんはYouTube世代で動画リテラシーは高いんだろうな?
という印象はいくつかの企画を見て感じました。
なので今回は、その中から、新たなTVCMの話法が出てきそうな可能性が
あるものと、これまでのCM話法である程度ちゃんとしているものを選ばせていただきました。
もっと自分の頭で考え続けましょう!考えることは楽しいことです。

 

RA部門

ni11_ra「ひとくちリッチな甘い幸せ」
jj15_ra「青春」
ni02_ra「恋の始まり」
ho02_ra「選べる美味しさ」
ty01_ra「ハイなモノ」

総評

 まず課題の商品であるハイチュウとラジオCMとの相性について考える必要があります。というのも、「麺をすする」とか「せんべいをかじる」とか「肉を焼く」といった効果音(SE)で表現しやすい食品ではないからです。応募企画の中にはかなりの数、「SE パクッ」と安易に書いてある作品がありましたが、想像してみてください。この「パクッ」ってどんな音でしょう。ソフトキャンディーを美味しそうに表現することの難しさがここにあり、それだけにどんな企画が上がってくるか興味を持って各企画を読ませていただきました。グラフィック広告やTVCMなら簡単に表現できることがラジオCMでは難しい。でも、そこがラジオCMの面白さであり、表現者の醍醐味であるからです。
 10代後半から20代前半というターゲットはみなさんの年齢に近く、その意味で等身大の世界観で描かれた企画内容が多く、バラエティに富んだ作品が集まりました。その中で高い評価を得るためには、他にはない独自の視点を持つことが大切になります。
 高得点を得た企画はどれもユニークな視点で商品を捉え、市場とターゲットを分析し、これまでになかったメッセージでリスナーにアプローチしています。ハイチュウシリーズのように知名度が高く、イメージが確立している商品でも、ありきたりではない発想で商品を捉え直し企画を構築していくことで、新たな市場の掘り起こしが可能になることをそれらの企画から確信しました。