今を遡ること30年。
一人の学生が東京広告協会を訪ねてきたそうです。
その学生は、学生の広告制作スキルをアップしたいので協力してほしいと切に訴え、その志に応えるかたちで、プロの現場と同じように、一般企業から出された課題に学生たちが取り組む「大学生広告制作講座」が、スタートしました。
だから、この講座の中心はあくまでも、君たち学生の熱意。広告づくりを上達したいと願う志、もっと人を驚かせるような表現を考えようとする執念、新しい広告を作ってみようとするチャレンジ精神、なのです。
この講座を始めてほしいと願った30年前の学生と同じように情熱をもって、君たち一人一人が主体的に、この講座に向かってきてほしいと思います。そうすれば、博報堂の現役制作者たちが君らの思いをがっちり受け止め、きっと実になる時間となることでしょう。
まずは君たちの情熱ありき、です。期待しています。